2016/12/25

インコのぺたんこポーチ

近くにトーカイさんというかわいい布を扱っている手芸屋さんがあります。

昔は洋服を作ったこともありましたが、結構布代だけで高くなってしまったり、やはり市販品のようにきれいに仕上がらなかったりで、手縫いか手元でできる刺繍や編み物か、という感じになっていましたが、久しぶりにミシンでポーチを作りました。

作り方も売っているので、布とセットで購入。

ぺたんこなのですが、中がきちんと分かれていて、使い勝手は良さそうです。

一緒に写っているのは作りかけのニードルポイント。



ただ、差し上げるほど出来が良くなく、かといって今はあまりポーチに困っていないので、そのままになってしまっているのがもったいないのです。

何かのお道具入れになればと思うのですが・・・

今日はクリスマス。でもこの仕上げをしていて全くクリスマスらしいことはしませんでした。

家で作業をしていると、本当に曜日や祝日などの感覚が無くなってしまって。困ったものです・・・

2016/12/14

From NewYork


妹からクリスマスプレゼントが届きました。

いろいろと送ってくれたのですが、珍しかったのがこのナッツやドライフルーツをはちみつに漬けたもの。

実はこれと同じようなものが近くのオーガニックショップで売っていたのですが、お値段を見てびっくりし、買わなかったのでサプライズでした。


あとはアメリカのニットの本。

もっと複雑かと思っていましたが、オールカラーで丁寧に解説してあるので編めそうです。

ただ、糸をどうすればよいのかがよくわからず、この冬編めるかどうか・・・日本の糸ならば似たような糸が探せるのですが。。。

どちらも棒針がメインなので、かぎ針が苦手な私には嬉しい!妹に聞くと古本屋さんで買ったとのこと。

こんなきれいな本が古本屋さんに並んでいるなんて夢のようです!

全くどういう暮らしをしているのかわからないのですが、元気そうで何より。

皆様も素敵なクリスマスをお過ごしください♪


2016/12/01

五本指の手袋


五本指の手袋がやっと完成しました。

編んではほどき、やっと出来上がったと思ったら指の付け根に穴が開き・・・
の繰り返しでしたが、先日の毛糸やさんの展示会で先生に教わり、ようやくという感じです。
やはりちょっとしたことでも、実際に教わるのと動画を見ているのとでは違います。
私の場合は付け根の糸を拾う箇所が少し違っていました。

使用したのはスウェーデンのALOE Sockwoolというもの。
40度までのぬるま湯で洗濯することができます。

模様の出方は規則的ではありますが、合わせるのは大変そうですがどの部分の色も素敵なので、靴下を編むときに柄合わせをしなくても気にならないと思います。
この毛糸は手触りがとても良くてもう一玉欲しいのですが買ったお店に既に在庫が無く、残念です。

最近めっきり刺繍の投稿がありませんが、ちょこちょこと進めてはいます。

ただ編み物の方が目が揃いやすかったり、ほどいてもすぐにまた始められたりと、どうしても完成するのが先になってしまっています。

年末はやることが沢山ありそうです・・・

2016/11/23

Amin(あみん)さんの展示会に行ってきました


三越前のギャラリーで開催された、けいとやさんの姉妹店、Aminさんの展示会に行ってきました。

会場は人でいっぱい!
そして毛糸がいっぱいです。

手触りが良くてとても気に入っているザウバーボールシリーズ、いつもはネットでしか見たことがありませんでしたが、カゴに山盛りになっていると、圧巻です。

悩みに悩み、クレイジーザウバーボールと、ザウバーボール100を買いました。

他にもレース用のすごく細いものもあったり、素敵でした。

そして、今回ぜひ行ってみたかったのは、靴下110番があったから。

先生が靴下の編み方でわからないところを教えてくださるということだったのですが、私は今編んでいる靴下が無く、代わりにソックヤーンで手袋を編んでいたので、5本指手袋の編み方を教えていただきました。

マンツーマンで教えてくださって、とても嬉しかったです。

また、会場にはケストラーさんの作品(マフラーやスヌードなど)も飾られていて、どんどん編みたくなってしまい、大変でした。

日本では「編み物」とひとくくりにされていますが、棒針は「ニット」かぎ針は「クロッシェ」と海外では分けているようです。

私が海外のサイトをのぞいたり、本を読んだりして驚いたことは、日本では普通かぎ針で編むであろう、というよりもかぎ針でないと編めないであろう模様を、海外の方が自由自在に棒針で編んでしまうこと。

ケストラーさんの作品も、作品を見ただけだとかぎ針かなと思うのですが、なんと棒針で作られた模様がほとんど。
編み物も奥が深いです!

今編みかけのものもあるし、とぐっと我慢して帰ってきましたが・・・

けいとやさん、そして編み方を教えてくださった先生、素敵な会をありがとうございました!

2016/11/09

OPALの毛糸で靴下


日本から妹夫婦にクリスマスプレゼントを送るのが恒例になってきました。

この時期、年末やクリスマスも重なり、国際的に荷物の量がとても多くなるので、毎年早めに出すことにしています。

今年もそろそろ送ろうかということになったのですが、まだ妹へのプレゼントが出来上がっていません・・・

間に合うように早めに初めたつもりだったのですが・・・

この靴下も数か月かかとまでで止まっていましたが、編み始めると速い!

二日で出来上がりました。

今までのペースが何だったのか謎です。

今年は甲の部分にゴム編みを入れて、フィット感を出してみました。

毛糸は私の大好きなドイツのOPAL。

その中でもシャーフバーデ、という落ち着いた色味のものです。

柄は合わせたつもりでしたが、少しずれているのはご愛嬌!

2016/11/05

Ravelryのレシピに初挑戦 その1


編み物の好きな方ならご存知の人も多い、海外の編み物サイトRavelry。

ラベリー、と読みます。

私は登録して、皆さんの作品を見るのが専門だったのですが、たまたま手元にショッペルの細い毛糸、ザウバーボールがあり、色合いがとても素敵なので、ショールを編もうと、初めて海外パターンに挑戦です。

海外の編み方は大抵言葉で書いてあり、例えば

1.1段目は何編みで何目編む
2.表編みを何段繰り返す

となっています。

もちろん編み方も英語表記ですので、戸惑いますが、慣れてくるとこの言葉の説明の方が効率的なのではないかと思えてきます。

手芸全般のことなのですが、日本の方はやはりとても几帳面!
そのおかげで海外の方が「Cool!」と言ってくださる繊細なものが出来上がるのですが、あまりに出来上がる過程がきっちりしすぎていると「またダメだった」とあきらめやすいのも事実。

私はお教室で教わってでセーターを編みましたが、型紙を書き、何段目で何目減らす、など計算をし・・・大変でした。
やっぱりセーターって難しいのね、と思っていたのですが、海外サイトを見ていると、セーターのように形がしっかりしていないものは、とりあえず袖が付いていればいい(少し大げさですが)くらいのアバウトさで、何だかあめそうかも、と思えてきます。

さて、私の作っているパターンはMartina BehmさんのHitchhikerというもの。
こちらも「好きなところまで大きくしてくださいね。小さくてもかわいいですよ」というコメント入りで、編み物はもっと自由でいいのだなと改めて感じました。

初めは逆に編んでしまい、こんなカクカクで良いのかしら?と不安になりましたが、やはり間違っていまして、このようにらせん状に長くなっていくようです。

まだ緑の部分が出てきていませんが、既にグラデーションになっていて、出来上がりが楽しみです。
編み方もとっても楽しいですよ♪

2016/11/03

かぎ針編みのベレー帽


スウェーデンの毛糸が50グラム余っていたので、帽子を編みました。

初めは棒針で編む普通のニット帽を作ろうと思っていましたが、やはり糸が細いので、どうしても形がしっかりせず、かぎ針で編むことに。

こちらはakaneさんのレシピを参考にさせていただきました。

あまりかぎ針で作品を作ったことが無かったのですが、編み図通りに編めばできる!(当たり前ですが・・・)とわかって、編み物ブームが到来です。

赤いストールの毛糸がまだ少し余っているので、お花のモチーフでも作ろうかと思っています。

寒くなってきたので、かなり慌てて作ってしまいました。

2016/11/01

スウェーデンの毛糸でストール&母の服をリメイク


先日ヤマナシヘムスロイドさん45周年企画のワークショップに参加した際に教えていただいた三角ストールがやっと編みあがりました。

このストールはスウェーデンの毛糸を使っています。

この毛糸がとにかく細い!

レース糸、と言ってもよいくらいです。


編み方が手品のようで、二本の針で編んでいくのですが、なぜか勝手に三角形になります。

特に複雑な手順もなく、太めの針でさくさくと編めて楽しかったです。

先生が、糸が細いけれど、空気を含んで暖かく、とても重宝するとおっしゃっていました。

小さくなるので、持ち運びも便利ですし、やはり日常的にニットを使っている国は合理的だなとひしひし。

大きさは首元がちょうど隠れるくらい。あまり大きすぎても、色がはっきりしているのでバランスが悪そうで・・・


肩に掛けたり、写真のようにくるっと巻いたりして使うようです。

同じ毛糸で違う色があるので、今は帽子を製作中。

こちらは二本どりにして、少ししっかりとさせようと思います。

ちなみに着ているデニムのワンピースは母のお下がり。

母が、シルエットが気に入っていたけれど、体型が変わって着られなくなってしまったというのですが、私には少し丈が長く、肩と後ろをつめて、リメイクしました。

リメイクというほどの作業ではなかったかも・・・



昔の物なので、良い感じに色があせていて、切って縫い合わせてもビンテージ風というか、あまり縫い目も目立たなくて良かったです。

私はほとんどきちんとした服を自分で買ったことがなく、ほぼ、母や叔母からのお下がりで済ませているので、服の買い物が苦手・・・

特にスーツなど形がしっかりしたものはほぼ自分のサイズは無いと思っています。

逆にサイズがフリーで、身体のシルエットがわかりにくいもののほうが合わせやすいです。

自分に合ったものが無いからこそ、手作りしたくなるのかもしれないと、ふと思いました。




2016/10/26

名刺入れと、こぎん刺しを始めたきっかけ

前回の記事でこぎん刺し教室のことを書きましたが、私も同じ布と糸の組み合わせで名刺入れを作ってみました。

模様はだんぶり(とんぼ)です。

からし色の記事に赤系の組み合わせが秋らしいなと思ったので。

コングレスの生地が厚みがあるので、シンプルな一つポケットの物に仕立てました。


一部ではなく、全体に模様が刺してあります。



私がこぎん刺しを始めたきっかけは、ふとしたことからです。

刺繍は小さいころから好きでしたが、フランス刺繍など本があるもの、または祖母が教えてくれた刺し子、キットになっているクロスステッチなどが主でした。

20代初めに体調を崩して仕事を退職し、気持ちも落ち込んでいたので、何か手しごとをしてみたいと思い、近くでたまたま買うことのできた刺し子糸で、クロスステッチの布を埋めてみました。

これがたまたまこぎん刺しに似ていたのです。

また、今まで刺繍のキットにはたくさんの色の刺繍糸が入っていて、それもきれいだと思っていましたが、綿の糸の素朴さがとても落ち着き、「海外の華やかなものも素敵だけれど、何か日本の素朴な刺繍をしてみたい」と思うようになりました。


インターネットで刺繍のお教室を探していたところ、たまたまこぎん刺し教室を見つけ、次のお教室がいつかお電話してみたところ、なんと今日の午後ですよ、とのこと。

普通は見学に行ったりするのかもしれませんが、すぐに「今日、始められますか?」と聞いて、その日の午後にはお教室にいたのでした。


こぎん刺しは素朴に見えるので、一見針仕事の好きな方であれば簡単に刺せそうに見えます。
しかし、一面に糸を刺していくので、丁寧に刺さないと、最後に布にしわが寄ってしまいます。

また、刺繍枠も使いません。
運針の要領で、横に一気に刺していきます。それでいてふっくらと見せるのがこれまた難しく、私もまだまだだな・・・と刺すたびに思います。


この後こぎん刺しがブームになり、今では刺繍の中のジャンルとして一般的になりました。

一度、先生に聞いてみたことがあります。
「なぜ先生は一面に刺されるのですか?」

すると、先生は、こぎん刺しというのは刺繍ではあっても、昔は麻の布の隙間から風が入ってこないようにびっしりと刺すものでだったのよ。

今は一つ模様を入れて雑貨のように使えるけれども、それでこぎんと言っては、昔の方に申し訳ない気がするの。
とおっしゃったのです。

確かに、今ではびっしりと布を埋めなくても寒さをしのげる時代になりました。
しかし、昔、麻布と少しの綿の糸しか使うことの許されなかった時代の方にとっては、一面に刺して隙間のない布のようにすることはお洒落ではなく、寒さをしのぐために必要だったのでしょう。

それも、今のように蛍光灯の灯りもない中、家族分の服を刺す・・・とても大変だったと思います。


こんなお話を聞いてから、私も自分で刺すときは全体に模様が入るようにデザインをするようにしています。

世界には様々な刺繍がありますが、その手法が生まれた背景を知ることは、作品つくりにおいてとても大切だと、改めて感じました。

2016/10/25

【ミニこぎん教室】 参加者さんの作品です


先日、第一回のミニこぎん教室を開催いたしました。

酸化して下さった方の作品を掲載したいと思います。

こぎん刺しは初めての方。模様は市松です。三色の糸を用意しましたが配色やデザインは考えていただきました。

市松模様はなぜ市松というのかなど、(これは私もすぐにわからず、宿題となりました)いろいろお話しながら、私も楽しめました。


基本となる三目の刺し方や、糸こきの仕方、糸の始末など、すぐに覚えてくださり、時間内にコースターを二枚仕上げられました!


酸化して下さったYさん、ありがとうございました。

2016/10/21

こぎん刺しミニ教室


今週末に、こぎん刺しのミニ教室を開催します。

開催、と言っても、たまたま知り合いの方の中で、こぎん刺しをやってみたいという人がいたので、マンツーマンという感じです。

写真は一番初心者の方向けに、コースター。
フリンジ部分はすでに作ってあります。

一見素朴で簡単そうに見えるこぎん刺しですが、インスタグラムのお知り合いの中でも、一気に一列を刺すのが難しいので、ひとはりずつ刺している(クロスステッチのような感じかなと思います)という方も。

確かに、一気に刺して、その目をふっくらさせることは少しコツがいりますが、慣れてくればきれいに刺せるようになります。

今回は第一回ですが、これから少しずつ機会を増やせればと思っています。

東京都内(大手町など中心部)の喫茶店に昼間出てこられる方、もしご興味を持っていただけましたら、コメントにてご連絡くださいませ。

コメントは公開されませんので、ご連絡先を入れてくださると助かります。

第一回の作品、またご紹介したいと思います。

2016/10/15

白糸刺繍がすこしずつ


ヤマナシヘムスロイドさんの白糸刺繍キット、少しずつ進めています。

初めは麻糸が硬くて、こんな糸で縫えるのかしらと思いましたが、しっかり布を引き締めるためにはむしろこれくらい硬くないと、キュっといかない気がします。

ヴォーグ出版さんのステッチイデー最新号に載っていた「アジュール刺繍」がとてもよく似ていて、画像を参考にさせてもらっています。

白糸刺繍は色が変わらないので途中で飽きてしまうのではと思っていましたが、少しずつできてくる模様が楽しく、少しずつ進めるのが楽しいです。

最近少しやることが多く、なかなかブログも停滞気味ですが、今回はこの辺で。

2016/10/07

最近のお散歩

最近、やっと天気の良い日は出かけられる涼しさになったので、散歩をしています。

先日は初めて「座談会」というものに参加させていただきました。

勤めているときは利用者の方のインタビューをしたり、ワークショップの時は皆さんの前で話をしたりと逆の立場のことが多かったので、新鮮でした。

私が参加したのは、美容系のサービスに関する座談会です。

私は学生時代にずっと渋谷を使っていましたが、中学生、高校生の頃は渋谷はなんだか怖いところ、というイメージが強く、お店は本当に数か所しか知りませんでした。

今はヒカリエができましたが、当時はマークシティくらいが「綺麗なビル」だったので、時々東急の中を抜けてマークシティの中のお店を見ていました。

久しぶりに行ったマークシティの中には、なんと一度行ってみたかった「フライングタイガー」が!

・・・かなり今更という感じもしますが。

店内はお洒落というより、不思議なグッズが多かったです。プラスチックの物はさすがにずっと使うのはどうかな、と思いましたが、文具類、特にノートなど紙ものが可愛かったです。

大人のぬりえや、間違い探しが400円くらいで売っていたのにはびっくりしました。

さて、座談会ですが、自分では使わない機能を使っている方がいらしたり、とても楽しかったです。

会社の方もユーザーさんの意見をよく取り入れてくださっているようで、こういう方々が作っているのかととても身近に感じました。

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続いて今日は、早稲田通りをお散歩です。

バスに乗ってるときに、通り沿いに古本屋さんがあるのは知っていたのですが、気候がちょうどよかったので、歩いて行ってみました。

お決まりの100円コーナーには読みたい本がたくさん!

古本屋さんにも得意なジャンルがあるようで、一軒目は純文学、隣は比較的新しい本、そしてその二階には、おそらく児童文学が得意なお店があるようです。

私は一軒目でかなり長居をしてしまって、お店の中に入ってじっくり見れば見るほど、この本読みたいな・・・と本のサイズも大きくなり・・・


いけないいけない、と外の100円コーナーで見つけた堀辰雄さんの「風立ちぬ」。

期限の迫っていたTポイントを使って、お茶をしました。

ポイントを使ったので、お散歩代100円。

歩数は6600歩でした。7000歩というところにひとつ壁があるのか、なかなか6000歩代から上がりませんが、程よく疲れて、気持ちよかったです。

気候の良いうちに出掛けてみたいところに行かなくては!

2016/10/03

ヤナマシヘムスロイドさん45周年記念ワークショップ

前回に引き続き、編み物について。

デンマークをはじめ、北欧の手工芸で有名なヤマナシヘムスロイドさんが45周年を迎えられました!
おめでとうございます!

10月中は、その記念に、色々な方が作品を展示されていて、毎日のようにワークショップが開催されています。


まずはいつ行ってもかわいい外見から。

来るたびにワクワクしてしまいます。

私が参加したワークショップは、スウェーデンの糸を使って三角ストールを編むというもの。

いつもはデンマーク刺繍の材料を買いに伺っているので、編み物は初めてです。

先生がとても親切に教えてくださり、フリンジの作り方や、魔法のような編み方がとても楽しかったです。


ちょっとですが、編み物の一部を。

改めて思ったのですが、やはりヨーロッパの国は編み物が実用的で、この毛糸も脂を抜く処理をしていないそうです。

そのため、こまめに洗濯しなくてもよいそう。

また、日本ではとても正確に採寸したり、難しい編み方をしたり・・・と敷居の高いセーターなども、本当に簡単なパターンで編み、編み方もそこまで複雑にはしないようです。
(あくまで家庭での話ですが)

ヤマナシヘムスロイドさんでは、刺繍、編み物の他にも織りや北欧の伝統刺繍(白糸刺繍)などのクラスもあり、かわいらしい建物の中一面にいろいろな方の作品が展示してありました。

階ごとに分かれているのですが、これもやってみたい、あれもやってみたい、と夢のようでした。

北欧の手芸にはキラキラしたような華やかさはあまりないのですが、寒い地方ならではなのでしょうか、とても温かみを感じる色や技法が多い気がします。

素朴に見えて、とても手の込んだものもたくさん。

いろいろと始めたくなりますが、しばらく編み物を楽しみたいと思います。

2016/10/01

編み物の時期になりました<ラトビアのクリスマスボール>


先日、ラトビア大使館で行われた、クリスマスボールを編む講習会に参加しました!

ラトビアは以前、雑誌「毛糸だま」でミトンが紹介され、かわいさに一目ぼれして、すぐにラトビアの糸を使って編む講習会に参加したほど。

その際にお話をして下さった大使さんが今回も迎えてくださいました。

前回は大きなホールだったのですが、今回は大使館の中。調度品が素敵で、お部屋の中にいるだけで幸せです。

中にはもちろんミトンが飾ってありました。やはり可愛い!

今回は同じ糸を使ってハートのクリスマスボールを編むようです。ハートってどうやって編むのでしょうか?

私はミトンの講習会で糸を見たことがあったのですが、始めて参加された方は皆さん「細い!」と驚いていらっしゃいました。

私も初めて見た時はこれで編み物ができるのかと思いましたが、意外と編みやすいのです。




編んでいたら、今回の企画も考えてくださった、リガコレクションKさんの奥様が焼いてくださったお菓子が!

ハーブティーもいただきました。

口は動きますが、手は進みません・・・(糸の隣にあるくらいしか進まず)

でも、大使館という特別な場所で編み物ができてとても楽しかったです。


家に帰ってから完成させたクリスマスボール。

一度編むと、意外とすんなり編むことができて、一日でできるので(私にとって、一日というのはとても早いです・・・)しばらくハートつくりにはまってしまいそうです。

気候も編み物にちょうど良くなってきました。

ハート作りはいつまでつづくのでしょうか・・・

2016/09/26

ヤマナシヘムスロイドさんの白糸刺繍キット


ようやく晴れ間の出た東京です。

ブラックワークの次は、こちら、この間見つけた白糸刺繍のキットを刺そうと思っています。

ヤマナシヘムスロイドさんのオリジナルキットで、ハーダンガー刺繍は刺したことがあったし、糸を抜く時が怖々・・・なので、こちらのステッチを練習するものにしました。

中身は、すごい!
手書きの図案です!

それに麻布と針、麻糸、という、必要最低限の、まさに「キット」です。

しかし、説明を見ると、「少し糸を引き気味に」など、細かいコツが書いてあり、さすがだと感心してしまいました。

布を切って周りをしつけでかがるのはハーダンガーと同じなのかな?

4000円くらいするキットでしたが、麻布や麻糸は売っている単位で買うと結構お値段がするので、なんだかんだでキットがお安いのかもしれません。

手元にあるもう廃盤になってしまった「いろいろボーダー」というデンマーク刺繍の本も参考にしながら進めたいと思います。

刺繍をしたことのない方でも「布と糸の色が同じ」という刺繍は何だかつまらないのではと想像できると思います。

よくリネンに赤の糸でクロスステッチをする図案がありますが、お友達曰く「苦行」だと。。。

しかし白糸刺繍はなぜか同じ色なのに飽きてくるどころか、刺せば刺すほどだんだんと出てくる模様にわくわくするのはなぜでしょうか。

同じ刺し方でもやはり色が付いていると飽きてしまうこともあって、「白」という色は魔法の色なのだなと感じます。

2016/09/24

ブラックワーク、第一作目!


ブラックワークの作品、第一作目が出来上がりました!

お友達の結婚祝いにプレゼントしたかったので、白に黒ではあまりにおめでたくないだろうと、赤にしました。

しかし、、、こちらはイタリアの本を購入する前に刺し始めたので、表と裏は一緒ではない「ブラックワーク風」になってしまいました。

モチーフは一緒なのですが、周りは複雑に、中に向かって単純な模様になるようにしたので、少しグラデーションがかかったように見えます。

こちらはこの後、高校のお友達にお願いして額に入れてもらう予定です。

このまま刺繍枠でもいいかなと思いますが、裏にお祝いのメッセージを入れたくて。

そのお友達は大学で美術を専門にしていて、今は布や革のカバンを主に作っているのですが、本当に可愛らしいものばかりでセンスに脱帽です。

何か手芸をする時にその子に相談することも多いです。


ブラックワーク、模様が刺し子と同じものがあったりと図案集を見ていてとても不思議です。

ただ、刺し子は縦横、と刺していくのに対して、ブラックワークは模様単位で完成させていく・・・

次は何を刺そうか考え中です。

とりあえず、ほっとしました!

2016/09/19

クロースルシリーズその3


父のクロスステッチ、「クロースルステッチ」ですが、前回のうさぎのブローチに続きまして、今度は野菜のマグネットです。

父らしくない柄のセレクトですが、うさぎが完成し、次に何か刺したくて、近くでキットを探してきたとのこと。

簡単そうに見えるこの野菜の図案ですが、一つだけ色が入っていたりと、結構難しそうです。

父曰く、アスパラがむずかしかったそう。

この次の作品から、クロースルステッチが大掛かりなことになってきますが・・・次回へ続く。

2016/09/16

ブラックワークを始める難しさといったら・・・

色々な刺繍の中できっと一度は目にした方も多いと思われる技法のひとつに「ブラックワーク」があります。

一般的なブラックワーク刺繍の見た目は名前の通り、白い布に黒い糸で、繊細な線で模様が刺されています。
銀糸や金糸が少し入っていることも多いようです。

いつか刺してみたかったブラックワーク。
その名の通り、黒い糸で幾何学的な模様を刺していきます。
たまたま作る機会があり、材料を買いに刺繍材料の専門店越前屋さんへ。

しかし、日本語の「ブラックワーク」という本がありません・・・

店員さんに教えていただき、自費出版されたという江口先生の「イギリスの伝統刺繍 ブラックワーク」という本を購入。


何しろ日本語の本はこれしかなかったですし、図案もたくさん載っていて素敵だったので、家に帰ってから「やっと刺せる!」ワクワクしたのもつかの間。

・・・刺し方がわかりません。

刺されている方のブログを拝見すると、ブラックワークは裏も表も同じようになるということなのですが、私が刺すとあっちに行ったりこっちに行ったり、そもそも刺し方がわからないのでそこまでのレベルに達していないのでしょう・・・

仕方なく、夜Youtubeを徘徊していたところ、英語ではない何語かを話す方が刺されている動画を発見しました。

どうやらイギリスのものと思っていたブラックワークはイタリアが発祥のようです。

そういえば洋書でBlackWorkと書かれた本が越前屋さんにあったような、と思い、再びお店へ。

あった!と思いましたが、イタリア語でした・・・


しかし、この本は図案ごとに針を刺す順番が載っているのです!

イタリア語がわからなくても、数字が読めればどうにかなるのではと、こちらも揃えて、やっと刺し始めることができました。

イタリア語と、図案と格闘しつつ、何とか進めていますが、まだ図案一つを刺すことが精いっぱいで、どこにどのパターンを配置するなど、表紙に載っているようなものを刺せるのはいつになるのやら。

この本はAmazonさんでも取り扱いがないので、どこで買えるかはわからないのですが、オールカラーで型紙も付いていて、これから始めたいという方にはとてもおススメです。

いつかブラックワークの作品がブログにも載せられるといいなと思っています。

2016/09/13

「贈る展」無事に終了いたしました!

先日の記事でお伝えしたマガジンランドさん主催の「贈る展」ですが、無事に終了いたしました!

私は初日に伺いましたが、皆さんの作品がとてもレベルが高くてびっくりしました。

私は刺繍で参加いたしましたが、知らない技法で作られたクラフトもたくさんありましたし、デザインも素敵でした。


私が出展した作品です。

今回勉強になったことは

・展示会などに出すときは、もう少し色がはっきりとしていた方がよさそう。

・大きさは大きくなくても、小さくてデザインや作りがしっかりしていた方がかっこよい!

という感じです。

私はもともと飾るためではなく、テーブルで何かの上にかけたりするために作ったので、大きさが大きく、使う時はそれでも良いのですが、飾るとなるとどう飾って良いのか・・という感じでした。

今回は初めてこのような企画に参加させていただき、またたくさんの方に写真撮影や額作りなどを手伝っていただいたので、本当にありがたいなという気持ちでいっぱいです。

また何か企画があれば参加してみたいと思いますが、私の中では「身の周りで使っていただけるもの」、また「あまりに材料が高価でないもの」、つまり気兼ねなく使っていただけるものを作りたいというベースがあるので、
自分の作りたいもの、自分がいいと思った感覚を信じて作品を作っていきたいと思います。

ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

2016/09/05

キット使い切り&アレンジ<ホビーラホビーレさんの刺繍ケース>クロースルシリーズ2



ホビーラホビーレさんのキットで、刺繍セットを刺すキットがあります。

母が刺繍をしてみたいということだったので、初心者向けだと聞いて購入しましたが・・・

・・・なかなか難しいようです。

とりあえず表はアウトラインとバックステッチで何とか埋めたようですが、サテンステッチがどうにもうまく行かず。

本来は5番の太い糸を使う部分も普通の糸で刺したので、5番糸が余ってしまいました。

それに輪をかけて、母が一言「お母さん、刺繍向いていないんだけど・・・」

せっかくの刺繍セットなので、裁縫セットに変えることにしました。

手を加えた部分です。


母が刺し残した葉の部分をサテンステッチで刺し、イニシャルを入れました。

そして残ったもので、針刺しを。

5番糸はブランケットステッチとタッセルになりました。

全体図。


中のハサミ入れなどはそのままに。刺繍枠をいれるポケットは、小物を入れるポケットになりました。

「キット」として販売されていて、実際始めると難しいものでも、アレンジすると何とか形になることも多いです。
ご参考になれば幸いです。


2016/08/31

こぎん刺しのクラッチバック



こぎん刺しを教わっていた頃、黙々と刺した布が10枚ほどあります。

ノートを一回り大きくしたような大きさ。
この中に、びっしりと「モドコ」を埋めていくのです。

海外の方が見ると、「これは織物だ」と刺繍であることが信じられない方もいらっしゃるそうです。

何かに仕立てられないかと考えても、くるっと丸めた形しか思いつかず、ただの袋にしていたのですが、ふときちんとファスナーをつけたら外でも持てるバックになるのではと思い、クラッチバックにしてみました。


中はこのように。

私はあまりファスナーを使ったものを作らないので、ファスナーの種類の多さにびっくりしました!

色も本当にたくさんあり、プラスチックでできているものもあるのですね。

金色の金具が思ったよりアクセントになりました。
他の物も仕立ててみようかと思います。

2016/08/18

コーヒー豆の針刺し

以前、きちんとした針刺しが欲しくて、炒りぬかを使ったものをやっとみつけて購入しました。

それから調べてみると、どうやらコーヒーをドリップした後の粉で針刺しが作れるようです。

刺繍をしていると、ちょっと針を刺しておきたい時があります。
そんな時用に、新作、「コーヒー豆の針刺し」を作りました。


左はうさぎとお花の柄、右は黄色いお花の図案です。
どちらも手のひらに乗る大きさです。

さすがに直接粉を詰めるのは怖かったので、ひとつ袋に包んでから刺繍した布で包みました。

この中に針をすっぽり入れておくと、さびずに保管できるそうです。

ちょこっとした小物は刺すのも楽しいです。

プレゼント用には、小さな缶に入れて、サンドイッチのボックスに。
男性用のラッピングは考えるのが意外と難しかったです。

喜んでいただけるといいなぁ。



2016/08/15

<クロースルステッチ>クロスステッチ??

私がウェルカムボードを作っているころ、父がなぜかクロスステッチを始めました。

初めはキットからのスタート。
刺し方はネットなどで調べたようです。

とても苦労するので、「クロースルステッチ」と我が家では呼ばれています・・・


記念すべき第一作目です。
うさぎの柄が刺したいという根性で刺しました。

糸の引きが強かったり、クロスの方向が違っているところがあるのもご愛敬(*_*)

2016/08/12

夏から準備≪マジックループの靴下≫


靴下を編んでいます。
・・・こんなに暑いのに。

私は手が遅いので、靴下をお誕生日やクリスマスのプレゼントに贈ることが多いのですが、クリスマスに友人や妹に贈ろうと思うと、今から用意しなくては間に合わないのです。

今回はマジックループという、輪針一本で編む方法で編んでいます。

写真は片方のかかと部分ができたところ。

針は二本しかないのに、同時に編めていくのが不思議で、いつもより早いペースで編めています。

今年は何足編めるでしょうか?

ちなみに毛糸はOPALという大好きなドイツの糸です。
ドイツの毛糸屋さんからいくつも毛糸を買ってしまってあるので、靴下に変身させてあげないといけないですね。

日本の毛糸で靴下を編むと、太いのでもこもこしてしまい、室内履きになってしまうことが多そうですが、海外では実用品として靴下を編まれる方がとても多いそうで、薄く、かつ暖かい靴下のバリエーションがたくさんあります。

しかし薄いということは、糸が細いということ。

爪楊枝くらいの太さの編み針で編みます。繊細なのですが・・・なかなか形になりません。

でも玉のまま見ているのも、とってもかわいくて、ついついほどくのがかわいそうになってしまいます。

2016/08/08

マガジンランドさん「贈る展」のお知らせ



マガジンランドさんが主催されている第三回「贈る展」に、私の作品も展示させていただけることになりました。
「つゆきゆみこ」名義になっています。

今回は色とりどりのお花を刺した刺繍の作品です。

色とりどりというと、何色も糸を用意しなくては行けなくて、ちょっとしか使わないのに買わなくてはいけなかったり・・・

私の作品は10色のみで仕上げました。
だいたい、緑、青、赤、白、黄・・・くらい用意して、二本どりで刺すところに緑一本、青一本というように色に変化をつけてあります。

ぜひ会場に足をお運びいただけたらと思っております。

場所はギャラリー悠玄さんhttp://www.gallery-yougen.com/
9/9から9/11までです。

お知らせでした(*'ω'*)

2016/07/31

姪っ子に。「夢のつまったお人形箱」100均使い倒し!

すっきりとしない天気が続いています。
そんな中、姪っ子は夏休みで、こちらに帰省しているので、明日、会うことにしました。

ただ、暑い中散歩をしたりすると、熱中症になっても大変と思い、一緒にものづくりをすることに。

工作大好きな姪っ子ですが、細かいところは難しいと思うので、大体の形を仕上げました。


 床はセリアの、パステルカラーというフローリングのようなシールです。子供以外でどう使うのか、逆に知りたいアイテム。

窓枠は、小さな額の金具をとって作りました。どこに付けるかは未定。
それから、ひとつかわいい小物と思って、ガーデニングコーナーのバケツを買いました。


 外から見るとこんな感じ。
あれ、花が見えてきました。


実は外にお花畑があるのです。
これは壁に貼る、ウォールペーパーを使いました。

物自体は、持ち手のついている靴箱を使っています。

小さいころは、お気に入りのぬいぐるみを連れてお出かけすることに憧れたものです。
この素材ならば、多少雨が降っていても大丈夫ですし、
片づける時も、中に物を入れてそのまましまえるので便利だと思います。

後の使い方は姪っ子の工夫次第!

2016/07/16

私が作りたいものの原点

先日まで体調を崩して入院しておりました。

病院のスタッフさんのお陰で、無事に退院することができました。

病院の近くは田んぼがあり、私が小さいころ見ていた風景によく似ていました。


私の今住んでいるところは、まず田んぼがありませんし、野の草を見ることも少なく、たいていきちんと整備されている公園ばかり。

小さいころは、そのような場所のほうがすくなく、野の草は私の遊び相手でした。

草笛を作ったり、舟を浮かべることもありました。
つくしをどこで折ったかを当てる遊びもしました。懐かしいです。

そんな私がどんなアクセサリーよりもきれいだと思っていたのが、野の花の首飾りやブローチ。


私が好きだな、素敵だなと感じる色の組み合わせや形は、こんな所から来ています。

小雨でしたが、すうっと心が透き通った気持ちになりました。

そんな思いを伝えたくて、また今日も針と糸を持っています。


2016/07/12

サンプラーは難しい…



ステッチイデーさんに載っていた、キャトルセゾンのサンプラーを刺しています。

しかし、キャトルセゾンといえば、お店のイメージで、なぜ刺繍の雑誌に出ているのか不思議でしたが、フランス語で、四季という意味なのだそうです。

納得!でも、道のりは長いです。

私はいつも、あまり本の通りの色を買ってくることも無く、刺し方も得意な綺麗に仕上がる刺し方に変えてしまうことがほとんどなのですが、
このサンプラーはどうしてもこのステッチで刺してみたくて奮闘中です。

ステッチそれぞれが、回数を重ねるごとに綺麗に刺せるようになるので、はじめに刺した所をほどくはめに。

初めに別の布に刺して練習してからの方が良いのでしょうか?

本当に、刺繍は手先の器用さももちろんですが、根気が要りますね…

私は手が遅いので大きな作品だと、3.4ヶ月かかることが多いですが、その分楽しめるので良しとしましょう。

苦労したものほど、終わってみると楽しかったりするものです。

2016/07/06

ウェディングの嬉しいサプライズ

先日、親友の結婚式があり、このブログにもウェルカムボードとリングピローをプレゼントさせてもらったことを書きましたが、
式の後、嬉しいサプライズ。

式は親族だけだったのですが、ウェルカムボードとリングピローの横に私と親友の子供の頃の写真と、メッセージを書いたものを飾ってくれました!

結婚式の主役は親友夫婦なのに、そこに混ぜてもらったようで、嬉しはずかし、でも心のこもったメッセージにじんわり、泣きそうになりました。

私の作品は、いつも脇役でありたいと思っています。
誰かに差し上げても、テーブルいっぱいになるようなものや、絶対に気づく、デザインの凝ったもの…はあまり作りません。

どの場でも、主役は差し上げた方であって欲しいから。
でも、ふと気付いた方が、これは何?と聞いて下さった時にお話の話題になれば、差し上げた方のかたすみに置いて下さればと思っています。

今回の結婚式も、きっと素敵な式に違いないので、どなたかの記憶の中で、そういえば何か刺繍のものがあったかしら、と脇役で残ってもらえると嬉しいです。

何より、親友の心遣いに感謝です!

2016/07/05

図案のうつし方<私が教わった方法>

今回は珍しく、いつも私が使っている方法を載せようと思います。

私は日本刺繍の先生に図案のうつし方を教わりました。
そして普通の刺繍糸を使う際には少し自己流になっているのですが、参考にして下さるとうれしいです。

まず用意するものは

・刺す布
・図案(コピーが良いと思います)
・パラフィン紙(私はDMの入っている封筒を使っています。透明な用紙です。)
・チャコペーパー
・ボールペン
・熱で消えるペン(フ〇クションなど)
・マスキングテープ

布と図案をセットします。


下から、
机(硬いもの)
チャコペーパー(向きに気を付けてください)
図案
パラフィン紙

となっていますが、重ねているため、ずれてきてしまいます。
そこで、マスキングテープでずれないように固定します。
できれば、机と布もずれないように貼ると書きやすいです。

パラフィン紙のうえから、ボールペンで強めになぞっていきます。
ポイントは、いろいろな所から書かないこと。
後で、うつしていなかった!ということにならないよう、丁寧になぞります。


これがうつしたところ。
大抵の本が、この次に刺すことになっていると思いますが、チャコペーパーはあっという間に消えてしまうことが多いです。

また、同系色にしたのは、逆に消えないということもあるので、なるべく目立たないようにしてあります。
最近はアイロンをかけると消えなくなってしまうチャコペンもあるので、よく注意書きを見てから使い分けてくださいね!

そして、その上から、熱で消えるボールペンでなぞっていきます。
私はこれは赤を使いました。

なぞっているうちに、すでにチャコは消えてきて・・・

こうしておくと、アイロンをかけたり、水にぬらしたりしない限り、チャコが消えることもないですし、線もはっきり書けます。

本来は手芸用ではないのですが、ボールペンタイプのチャコペンは一本の値段が高い上、あまりきれいに書けないので、手芸をしている方にはよくこのペンをおススメしています。

図案をうつす以外にも、編み図やクロスステッチの図案にしるしをつけておくときも、間違ったらすぐに消せるので便利です。

刺繍はとにかく、ていねいに、根気強く、がポイントです。