2016/09/26

ヤマナシヘムスロイドさんの白糸刺繍キット


ようやく晴れ間の出た東京です。

ブラックワークの次は、こちら、この間見つけた白糸刺繍のキットを刺そうと思っています。

ヤマナシヘムスロイドさんのオリジナルキットで、ハーダンガー刺繍は刺したことがあったし、糸を抜く時が怖々・・・なので、こちらのステッチを練習するものにしました。

中身は、すごい!
手書きの図案です!

それに麻布と針、麻糸、という、必要最低限の、まさに「キット」です。

しかし、説明を見ると、「少し糸を引き気味に」など、細かいコツが書いてあり、さすがだと感心してしまいました。

布を切って周りをしつけでかがるのはハーダンガーと同じなのかな?

4000円くらいするキットでしたが、麻布や麻糸は売っている単位で買うと結構お値段がするので、なんだかんだでキットがお安いのかもしれません。

手元にあるもう廃盤になってしまった「いろいろボーダー」というデンマーク刺繍の本も参考にしながら進めたいと思います。

刺繍をしたことのない方でも「布と糸の色が同じ」という刺繍は何だかつまらないのではと想像できると思います。

よくリネンに赤の糸でクロスステッチをする図案がありますが、お友達曰く「苦行」だと。。。

しかし白糸刺繍はなぜか同じ色なのに飽きてくるどころか、刺せば刺すほどだんだんと出てくる模様にわくわくするのはなぜでしょうか。

同じ刺し方でもやはり色が付いていると飽きてしまうこともあって、「白」という色は魔法の色なのだなと感じます。

2016/09/24

ブラックワーク、第一作目!


ブラックワークの作品、第一作目が出来上がりました!

お友達の結婚祝いにプレゼントしたかったので、白に黒ではあまりにおめでたくないだろうと、赤にしました。

しかし、、、こちらはイタリアの本を購入する前に刺し始めたので、表と裏は一緒ではない「ブラックワーク風」になってしまいました。

モチーフは一緒なのですが、周りは複雑に、中に向かって単純な模様になるようにしたので、少しグラデーションがかかったように見えます。

こちらはこの後、高校のお友達にお願いして額に入れてもらう予定です。

このまま刺繍枠でもいいかなと思いますが、裏にお祝いのメッセージを入れたくて。

そのお友達は大学で美術を専門にしていて、今は布や革のカバンを主に作っているのですが、本当に可愛らしいものばかりでセンスに脱帽です。

何か手芸をする時にその子に相談することも多いです。


ブラックワーク、模様が刺し子と同じものがあったりと図案集を見ていてとても不思議です。

ただ、刺し子は縦横、と刺していくのに対して、ブラックワークは模様単位で完成させていく・・・

次は何を刺そうか考え中です。

とりあえず、ほっとしました!

2016/09/19

クロースルシリーズその3


父のクロスステッチ、「クロースルステッチ」ですが、前回のうさぎのブローチに続きまして、今度は野菜のマグネットです。

父らしくない柄のセレクトですが、うさぎが完成し、次に何か刺したくて、近くでキットを探してきたとのこと。

簡単そうに見えるこの野菜の図案ですが、一つだけ色が入っていたりと、結構難しそうです。

父曰く、アスパラがむずかしかったそう。

この次の作品から、クロースルステッチが大掛かりなことになってきますが・・・次回へ続く。

2016/09/16

ブラックワークを始める難しさといったら・・・

色々な刺繍の中できっと一度は目にした方も多いと思われる技法のひとつに「ブラックワーク」があります。

一般的なブラックワーク刺繍の見た目は名前の通り、白い布に黒い糸で、繊細な線で模様が刺されています。
銀糸や金糸が少し入っていることも多いようです。

いつか刺してみたかったブラックワーク。
その名の通り、黒い糸で幾何学的な模様を刺していきます。
たまたま作る機会があり、材料を買いに刺繍材料の専門店越前屋さんへ。

しかし、日本語の「ブラックワーク」という本がありません・・・

店員さんに教えていただき、自費出版されたという江口先生の「イギリスの伝統刺繍 ブラックワーク」という本を購入。


何しろ日本語の本はこれしかなかったですし、図案もたくさん載っていて素敵だったので、家に帰ってから「やっと刺せる!」ワクワクしたのもつかの間。

・・・刺し方がわかりません。

刺されている方のブログを拝見すると、ブラックワークは裏も表も同じようになるということなのですが、私が刺すとあっちに行ったりこっちに行ったり、そもそも刺し方がわからないのでそこまでのレベルに達していないのでしょう・・・

仕方なく、夜Youtubeを徘徊していたところ、英語ではない何語かを話す方が刺されている動画を発見しました。

どうやらイギリスのものと思っていたブラックワークはイタリアが発祥のようです。

そういえば洋書でBlackWorkと書かれた本が越前屋さんにあったような、と思い、再びお店へ。

あった!と思いましたが、イタリア語でした・・・


しかし、この本は図案ごとに針を刺す順番が載っているのです!

イタリア語がわからなくても、数字が読めればどうにかなるのではと、こちらも揃えて、やっと刺し始めることができました。

イタリア語と、図案と格闘しつつ、何とか進めていますが、まだ図案一つを刺すことが精いっぱいで、どこにどのパターンを配置するなど、表紙に載っているようなものを刺せるのはいつになるのやら。

この本はAmazonさんでも取り扱いがないので、どこで買えるかはわからないのですが、オールカラーで型紙も付いていて、これから始めたいという方にはとてもおススメです。

いつかブラックワークの作品がブログにも載せられるといいなと思っています。

2016/09/13

「贈る展」無事に終了いたしました!

先日の記事でお伝えしたマガジンランドさん主催の「贈る展」ですが、無事に終了いたしました!

私は初日に伺いましたが、皆さんの作品がとてもレベルが高くてびっくりしました。

私は刺繍で参加いたしましたが、知らない技法で作られたクラフトもたくさんありましたし、デザインも素敵でした。


私が出展した作品です。

今回勉強になったことは

・展示会などに出すときは、もう少し色がはっきりとしていた方がよさそう。

・大きさは大きくなくても、小さくてデザインや作りがしっかりしていた方がかっこよい!

という感じです。

私はもともと飾るためではなく、テーブルで何かの上にかけたりするために作ったので、大きさが大きく、使う時はそれでも良いのですが、飾るとなるとどう飾って良いのか・・という感じでした。

今回は初めてこのような企画に参加させていただき、またたくさんの方に写真撮影や額作りなどを手伝っていただいたので、本当にありがたいなという気持ちでいっぱいです。

また何か企画があれば参加してみたいと思いますが、私の中では「身の周りで使っていただけるもの」、また「あまりに材料が高価でないもの」、つまり気兼ねなく使っていただけるものを作りたいというベースがあるので、
自分の作りたいもの、自分がいいと思った感覚を信じて作品を作っていきたいと思います。

ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

2016/09/05

キット使い切り&アレンジ<ホビーラホビーレさんの刺繍ケース>クロースルシリーズ2



ホビーラホビーレさんのキットで、刺繍セットを刺すキットがあります。

母が刺繍をしてみたいということだったので、初心者向けだと聞いて購入しましたが・・・

・・・なかなか難しいようです。

とりあえず表はアウトラインとバックステッチで何とか埋めたようですが、サテンステッチがどうにもうまく行かず。

本来は5番の太い糸を使う部分も普通の糸で刺したので、5番糸が余ってしまいました。

それに輪をかけて、母が一言「お母さん、刺繍向いていないんだけど・・・」

せっかくの刺繍セットなので、裁縫セットに変えることにしました。

手を加えた部分です。


母が刺し残した葉の部分をサテンステッチで刺し、イニシャルを入れました。

そして残ったもので、針刺しを。

5番糸はブランケットステッチとタッセルになりました。

全体図。


中のハサミ入れなどはそのままに。刺繍枠をいれるポケットは、小物を入れるポケットになりました。

「キット」として販売されていて、実際始めると難しいものでも、アレンジすると何とか形になることも多いです。
ご参考になれば幸いです。