2017/05/27

バラの季節です


5,6月はバラの見ごろですね。

我が家にも、母がいただいてきたバラが飾ってあります。お誕生日が近いのでいただいたそう。年齢は数えなかったことに・・・

バラを活けるためにいけばな用のハサミを出してきました。


ハサミもそうですが、入れてあるケースが年代物です!

このハサミ入れ、母が中学生の頃に家庭科の授業で作ったそうですが、意外に(?)うまくできています。

私が自分の作ったものを見ても思うのですが、中学生、高校生くらいの頃に作ったものの方が丁寧に作れている気がします。

きっと今まできちんと材料を揃えて作ったことが無かったので嬉しかったのかな、課題として提出するので頑張ったのかな、きっとそんな理由があるのだと思います。

このハサミ入れも、私の記憶の中では、もっとしっかりしたネズミさんだったのですが、今となってはひげがボロボロ。元の素材もわかりません・・・

今流行りの羊毛フェルトではなく、シートになっているフェルトは、周りがほつれてこないので手芸初心者さんににぴったり。今でもワッペンの土台にしたりして使うことがあります。

久しぶりにフェルトで何か作りたくなってきました。

2017/05/16

手動ミシンの良さ


私は作品の仕立てに写真のような手動ミシンを使っています。

作られたのは本当に最近ですが、日本でミシンが発売された当初のシンガーミシンの復刻版です。

右にハンドルが付いていますが、その部分にゴムをかけて足踏みで使うものは今もご家庭に残っているというお話もちらほら聞きます。

私は電動ミシンの速さや音が苦手で購入しましたが、電動ミシン以上に使いやすくて気に入っています。

今、ワークショップの準備でラミネート加工の生地を縫っていますが、通常ラミネート生地は専用の押さえ金が必要だと言われています。

しかし、このミシン、あまりにもゆっくり進みすぎるのか、そのままでも縫えるのです!返し縫いなど、少々面倒くさい時もありますが。。。

布の厚さ押さえの強さを調節できるダイヤルがあるので、そこで調節できたからかもしれません。

重たいのでできれば作業スペースに出したままにしたいのですが、私は作業スペースが居間なので使うたびに出しています。いつか腰を痛めそう・・・

今はコンピューターミシンもありますが、くるくるとハンドルを回しながらゆったり作業するのも楽しいですよ♪

ただ真っすぐ縫えればいい、というミシン初心者さんには意外とおススメかもしれません。

ちょっと、お道具のお話でした。

2017/05/07

細かい格子とゆびぬきホルダー

加賀ゆびぬきブームが続いています。

今回刺してみたのは前回の格子をもう少し細かくしたもの。


本当はグラデーションのようにすると素敵かと思ったのですが、そこまで糸の色がなかったので、虹のようになりました。

糸の色は普通の刺繍糸と変わらないほどたくさんありますが、全色は無理なので、赤、青、緑、グレーのそれぞれ濃い色、薄い色くらいを用意しています。

さて、いくつかできてきたのですが飾り方を模索していたところ、父がゆびぬきホルダーを作ってくれました。


箱に詰めていらっしゃる方が多いのですが、部屋の中に飾っておきたくて。

100均のものだけで作ったそうです。横が外れて、はめてあるゆびぬきは取り換えることができます。

とりあえず家の中には飾れるようになったのですが、キーホルダーのようにするにはどうすれば良いか・・・を今試行錯誤中です。


2017/05/06

KUBUMIRU(クルミル)とてもかわいい雑貨屋さん

以前から知ってはいたものの、なかなか伺えずにいた「KURUMIRU」さんにお邪魔いたしました。

現在は都庁内、立川、錦糸町にお店がある、東京都内の福祉作業所の商品を扱うお店。

私は錦糸町マルイの中にあるお店へ。

あまりのクオリティの高さに、プロの作家さんが作った雑貨を扱っているお店かと思ってしましました。

どの製品も本当にしっかり作られていて、この値段で良いのかと申し訳なくなってしまいます。

お店の方にうかがうと、「福祉施設で作られたもの=安いけれど、まあこんなものね」という世間のイメージを払拭したいとのこと。

そのため、一応記載はありますが、「福祉施設で作られたもの」ということは売りにしていません。

もうはるか昔、高校生の頃に「かわいそうと思うこと自体が差別だ」と教わり、ハッとしたことを鮮明に覚えています。

こういった商品も「一つくらい買ってあげよう」と思った時点で差別とはいかなくても、本当は欲しいわけでは無いけれど募金のような感じで買う方が多かったと思うのです。

しかしこちらのお店では福祉作業所の方でも、「作り手さん」として自立できるようにあえてそこを宣伝文句にはしていません。

商品自体に魅力を感じ、一点ものとして買っていただくスタイル。

まだ価格設定はかなり低めのようですが、同情ように買うのではなく、心からその商品を気に入って買ってくだされば、だんだんと手作り作家さんレベルまで金額を上げることができるかもしれない。

とても素敵な試みだと思ったし、お店の温かい雰囲気を感じて、いつまでも見ていたくなる空間でした。

いろいろと説明して下さって、どうもありがとうございました。

2017/05/02

加賀ゆびぬき

加賀ゆびぬき、きっとご存知の方も多いはず。

とても素敵なデザインですが、装飾品ではなく、昔は実際に指ぬきとして使っていたそうです。

作るために必要なものも、実にシンプルで、芯を作る厚紙(私ははがき)とバイアステープ、真綿と糸。

私が加賀ゆびぬきを知ったのはだいぶ前のことで、その頃はあまり詳しく作り方を解説した本が無く、どちらかというと見て楽しむ構成の本ばかりだったのでチャレンジしてみるもののよくわからずに終わってしまっていました。

ここ数年でとても人気になり、作り方がメインの本もたくさん出始めたので、再び作ってみることにしました。


初めに作ってみたのは青海波と言う柄で、その後格子、開き刺しとチャレンジ。

やはりちょっとしたコツなんですね!

以前作った時との間で日本刺繍を刺していたので、絹糸を真っすぐ揃える(サテンステッチの要領です)ことに慣れたせいもあると思います。

刺すのは一日一個のペースでできるのですが、土台作りが飽きてしまって・・・

そのため、前日に土台を作っておいて、次の日はすぐに刺せるようにしています。

ゆびぬきにハマってしまいそう。