2017/05/06

KUBUMIRU(クルミル)とてもかわいい雑貨屋さん

以前から知ってはいたものの、なかなか伺えずにいた「KURUMIRU」さんにお邪魔いたしました。

現在は都庁内、立川、錦糸町にお店がある、東京都内の福祉作業所の商品を扱うお店。

私は錦糸町マルイの中にあるお店へ。

あまりのクオリティの高さに、プロの作家さんが作った雑貨を扱っているお店かと思ってしましました。

どの製品も本当にしっかり作られていて、この値段で良いのかと申し訳なくなってしまいます。

お店の方にうかがうと、「福祉施設で作られたもの=安いけれど、まあこんなものね」という世間のイメージを払拭したいとのこと。

そのため、一応記載はありますが、「福祉施設で作られたもの」ということは売りにしていません。

もうはるか昔、高校生の頃に「かわいそうと思うこと自体が差別だ」と教わり、ハッとしたことを鮮明に覚えています。

こういった商品も「一つくらい買ってあげよう」と思った時点で差別とはいかなくても、本当は欲しいわけでは無いけれど募金のような感じで買う方が多かったと思うのです。

しかしこちらのお店では福祉作業所の方でも、「作り手さん」として自立できるようにあえてそこを宣伝文句にはしていません。

商品自体に魅力を感じ、一点ものとして買っていただくスタイル。

まだ価格設定はかなり低めのようですが、同情ように買うのではなく、心からその商品を気に入って買ってくだされば、だんだんと手作り作家さんレベルまで金額を上げることができるかもしれない。

とても素敵な試みだと思ったし、お店の温かい雰囲気を感じて、いつまでも見ていたくなる空間でした。

いろいろと説明して下さって、どうもありがとうございました。

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